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変容技法(Metamorphic Technique)について

変容技法を行うための簡単な説明

メタモーフィック協会で教師を務めているシルビア・ブリオールとガストン・サンーピエールによる説明

まず、変容技法を受ける側の人間に対して九十度の向きで接するように心がけてください。これは、相手に自分が「セッション外」であることを見せるのに重要な段取りです

相手の足を自分の膝へ乗せ、全体をしっかりとなでます。これは相手にくすぐったさを感じなくさせ、自分を相手の足の感じに慣れさせるためです。右足の内側の骨から足首の骨まで軽い手つきで働きかけ、距骨の下を触ります。距骨の下から足首の上を通り、足の外側のくるぶしの下まで触ります。これらは脊髄反射に係わる範囲です。また、この範囲を触っている間に親指の右先と右下を時々触るようにしてください。これを10分から15分繰り返します。(図を見ながらやると思いだしやすいでしょう)最後にしっかりと足を手に取り、セッションの一部を終えたことを表し、足をゆっくりと床に戻します。足が冷たいようであれば、相手に靴下や靴を履く時間を与えます。

左足で同じことを繰り返します。位置を変えずに親指を多く活用することもできますが、もしやりにくいようであれば、椅子を反対側に動かしましょう。

セッションを行っている最中にあくびやくしゃみ、またはげっぷが出るのは変ったことではありません。無害なエネルギーの通過する際に起こる現象です。

手に移る前に相手に靴下や靴を履く間を与えましょう。セッション中は超然とした態度で取り組むようにしてください。つまり足に変容技法を行っている場合、足や相手に関する事実に気付きそれらの存在を認める事はしても、関与せずにあるがままの状態を保つということです。

手のセッションを行うにはまず、相手の手を枕などに載せ、腕がサポートされていることを確かめてください。両手(右から始める)の反射域に働きかけます(詳細については図をご覧ください)。これを5分くらい続け、最後に手を撫でて終わらせます。少し握ってもいいでしょう。

次は頭に移ります(詳しくは図を参照)。10分間くらい反射域に働きかけてください。この際、相手のプライバシーを尊重して、後ろからやると良いでしょう。また、質問をされた時以外は話さないようにします。頭を動かさないよう、柔らかな手つきを使い、髪に引っかからないよう気をつけます。

10分経ちましたら、相手の肩を軽く触ることでセッションが終了したことを示し、静かに手を洗うと言って部屋を去ります。このようにして相手に自分の時間を与えます。

冷たい水で手を洗い、余分なエネルギーを取り除きます(お湯はエネルギーを定着させる効果があるため、冷水を使います)。庭仕事をした後に手を洗うのと同じ要領です。

Foot

Hands

Head

Spine

Feet

懐妊パターン手表象、または『光の輪』

この技法は変容技法のもっと抽象的な方法であり、ロバート・サン・ジョンも頻繁に用いたものです。使うかどうかは取り入れて使えると思うかどうか個人的な選択です。個人的に私は定期的に活用していますし、使うのに疑問も感じないうえ、必ずその効果を感じています。難しい立場に置かれていて、どうして良いか分からない時などに積極的で良い方法だと思います。

私たちの現在は全て自身の懐妊時に混在していたものです。変容技法のセッションを受けることで私たちはその発育を続け、より自分に成っていくのです。つまり懐妊時に存在していた可能性を発展させているわけです。

この手のシンボルを使い、出産前反射神経を触ることは、問題、または悪い状況の発端に戻り、変容が起こせる時点に戻るようなことなのです。

この手のシンボルを使うことによって、私たちはある意味自分の生命力を触発し、心中にある生得の知性に導かれ、どういうわけか事態を明白にする一番強い可能性を発揮させるのです。

しかし、普通のセッション中に関与しないのと同じように、結果がどうなるか想像したり、なって欲しい結果へと物事を導いたりしないことは大切です。ただその状況、人物、動物などを手の間にできた空間へ知力的に入れ、そのもの自体のエネルギーにそれをその状況に最もふさわしい形に変えさせるのです。

また、光の輪はいつでも、どこでも使え、何度やっても結構です。どれくらい長く形を保つかも、自分が心地よく感じる程度で決めてください。数秒間でも、もっと長くても結構です。

Hands

セッションにおける簡単な礼儀作法など

相手にセッション中、いつでも停止を要求する権利があることをあらかじめ説明しておきましょう。

爪が長すぎないように注意しましょう。相手に引っかかったり、相手をひっかいてしまったりすると、受けている方に不愉快な思いをさせてしまいます。

アクセサリー 重いアクセサリーやじゃらじゃらするものを身に付けない方が相手にとって快適です。しかし、結婚指輪、婚約指輪、時計などは着けたままでも結構でしょう。相手のアクセサリーに関しては、相手が取るつもりのない場合、触らないようにセッションをしましょう。相手を自分に合わせて「変える」ような行為は避けましょう。

あし 相手が心地よく座っていることを確かめてください。また、自分も相手の脇に座っている状態で、落ち着いていることを確認してください。必要な時には枕を使いましょう。

 相手の腕がちゃんとサポートされていて、リラックスしていることを確認してください。自分も楽な位置で、背骨が曲がっていたり、必要以上に力が入っていないことを確かめましょう。

 相手を変えないでください。三つ編み、束髪、ポニーテールなどに髪を結っていたり、キッパなどをかぶっている場合、その上や周りで行います。柔らかい指つきで行い、髪を引っ張ってしまわないようにご注意ください。相手に自分の空間を与えるのは大切ですので、頭に変容技法を行っている間は話しかけられた時だけ話すようにしましょう。人によってはとても深いところへ行くこともあり、後で時間を与える必要があります。

寒さ 時頼クライアントがセッション中、急な寒さに襲われることがあります。これは、深いエネルギー模様の変化により生じます。布団などを与え、一時的なものであることを説明しましょう。

腹鳴り よくセッション中にクライアントのお腹が鳴ることがあります。極普通であり、良く起こる事だと教えてあげましょう。エネルギーの動きによるものだと思えます。

咳や痛み 極稀に、すごく深いところにあるエネルギーが動いている時、そのエネルギーに関する体の部分が影響されることがあります。このような変化の最中、相手が急な足の痛みを訴えたりすることがあります。たいていすぐに止まりますが、このような時には、やめて欲しいかどうか相手に聞いた方が良いでしょう。

また、急に伝達に関する部分が晴れたとき、のどがくすぐったく感じるという場合もあります。水を与え、すぐに無くなると説明しましょう。

これらは応用的な部分ではありますが、変容技法に係わることでもありますし、受けている側の人間の心境にも大切な点です。

 

変容技法のことをどう説明しますか?

簡単に説明で、変容技法が固定された思考や行動パターン変えることが出来る新健康維持法であるということを伝えましょう。自分のいつもの行動パターンを変えることで、人生のいろいろな状況にもっと楽観的に取り組むことができるという考えです。あまりに自然な変化であるため、変化が起きた後に、自分がいつもと違うことを言ったり、したりしていることに「気がつく」ことが多いくらいです。これは周りにも影響を与え、人生を滑らかに、ストレスをあまり感じずに生きることにつながります。

変容技法で私達が扱っているのは、医学のあらゆる症状ではないことを説明しましょう。私たちが働きかけているのは、その人自身の全体で、変容技法でその人の生命力を刺激することで、行動により独創力をつけ、MS,ME,癌、関節炎、傷心などを抱えていようが、健康であろうが、その人個人にとって一番適切な方法で行動することを手助けしているのです。

よく変容技法のセッションを受けて行き、その人のパターンが変わって行くにつれ、いろいろな症状が目立たなくなっていき、消えてしまうことがあります。しかし、人は皆それぞれ違う風に反応し、違う効果を得るので、技法により必ず病が消えるわけではないことははっきりさせておきましょう。必ず約束できることは、個人的にその変化を感じなかったとしても、パターンは進化していて、変化は起こっていると言うことです。

身体的なところでは、足、手、頭の反射神経点を軽く触るだけだと説明しましょう。また、療法や治療と違って技法氏が良い意味で大切な変容が起きている間、それを方向付けたり、操作したり、関与していないことも説明しておきます。これは誠実にその人にとって必要な過程すべてを許すという、技法の大切な一環なのです。

技法がどのようにして効くかをどう説明しますか?

技法がどのように効いているのかを説明するのは、先生の私にとっても、私達の行っている、関与しないことに意義を見るガストン・サンーピエール式の変容技法のもととなった変容ワークの創造者、ロバート・サン・ジョンにとってもとても難しいことです。しかし、次の説明を読むことで、少しは理解できるでしょう:

私たちの体は、私達が胎児だったころから、今現在までの記憶をすべて保持しているものです。何か強い経験をした時などに、それに関連する考え、気持ちや確信がエネルギーの流れをある方向へと変え、それがそのまま固定してしまうことがあります。ある意味それにより、私たちは過去に残されてしまい、前進できなくなってしまうわけです。

このようなエネルギーのパターンは身体や精神の病気、感情的な問題、偏狭な態度や習慣性のある、中毒などの症状としてあらわれることがあります。人がよく人生で何度も結婚問題、仕事上のトラブルや常習的な犯行などの過ちを繰り返してしまうのもこういうエネルギーパターンの固定によるものなのです。

エネルギーパターンの多くは、胎児の初期の発育時に構成されるもので一番大切な、背骨や骨組構造へ付着します。技法氏が柔らかく足と手と頭にある背骨の神経に触ると、このエネルギーパターンが活性化され、表面へ浮かび上がり解放され、変化出来る状態に成るのです。

このように柔らかい手つきで触ることでさらに、相手の生命力が刺激され、その人が正しい方向へと進み、自分の可能性を最大限に発揮できるよう援助するのです。

相手に技法を解説する上で、どれだけ資格や学位を持っていて、どれだけ経験を積んでいようと、誰も他の人にとって何が一番良いかを知ることはほぼ不可能であることを説明すると助かることがあります。これは、誰にも他人の思考パターンや、今現在に達するまでにその人の人生で起きた出来事を知ることができないからです。

しかし、その人の中の生命力はその人に完全なる方向性を与え、的確に正しい道へと導くことができるのです。だからこそ技法氏はこのすばらしい過程を指示したり、それに干渉したりしないのです。

 

薬を服用している時や、妊娠している時に変容技法を受けることは出来ますか?

もちろんです!変容技法は、薬を服用していても、化学療法や放射線療法などを受けていても完全に安全です。実際、療法に伴う副作用や不快な反応が少なくなったという人や、痛みが和らいだという人の例まであります。

妊娠中の場合、害が全くないだけでなく、妊婦にとっても、胎児にとっても良い働きがあることが証明されています。長い期間においてまとめられた手紙やレポートによると、変容技法を定期的に受けている妊婦は、胎児の最初の動きを普通より一カ月も早く感じ、安産をし、結果的に幸せな赤子を産むとのことです。

発作患者や末期的病状の人でも技法の効果を受けることができますか?

はい、とても。柔らかく触られることはとても慰みになることが多いです。もちろん、このような人に技法を行う時には、とくに相手が心地よい体制でいるかを気にかけましょう、また、相手が気にならない、自分が相手の体勢を変えずに触れるところだけを触るようにしましょう。例えば、患者が寝たきりの場合、手と足しかできないでしょう。また、車椅子を使用している場合、頭だけをやっても十分効果的でしょう。

変容技法はこれまでに末期に近づいた患者の移行を軽減する働きを見せています。

過去の病気や手術などの医療的な情報を採取する必要はありますか?

いいえ、変容技法は何方にとっても、どのような状況で行っても安全です。アンケートをとったり、医療的な情報を聞いたりする必要はありません。私達が行っているのはその人の生命力であり、その人を操作、マッサージ、診断や治療しているわけでは無いからです。

人についての記録を取っておく必要はありますか?

とっておく場合、基本的なものだけで結構です。また、手書きで取っておいた方が良いかもしれません。たとえばイギリスでは、パソコンで個人情報を保管するにはデータ保護法に登録してないといけませんので、このような点にお気を付けください。

基本的に、取っておいた方が良い情報があるとしたら、セッションを行った日にち、クライアントの名前、紹介者、家族の連絡先とクライアントの電話番号で結構でしょう。

幾つセッションを受けた方が良いか聞かれた時、どう答えますか?

ほかのテラピーや療法、医者と違って、変容技法では610セッション受けるとか、二週間に一回受けることなどを勧めたりしないことを説明しましょう。

一回目に生命力が刺激された後、また来るかどうか、いつ来るかは相手が本能的に感じることだと説明してください。一週間後かもしれませんし、二週間後、もっと後かもしれません。一番良いのは相手が良いと感じた時にあなたを電話して予約することでしょう。人によって、変化を取り入れやすく、一週間に一回来ても良い人や、無防備で不安になり易いため、もっと間に時間を空けた方が良い人がいるでしょう。働いている人の方が変化を取り入れにくいことが多いようです(このような方は休暇中にセッションを多く受ける傾向があります)。相手がセッション直後に次のセッションの予約を入れたいと言った場合、いつでも気が変わったらセッションの日にちを変えても良いと説明しておきましょう。

相手が子供の場合、どうやりますか?

子供の年齢に合わせて良い高さの椅子に座らせ、枕などで出来るだけ心地よくします。足、手、頭のそれぞれにかかる時間は大人よりずっと短く、合わせて2030分くらいでしょう。子供がどう反応しているかに合わせてセッションを調節すると良いです。もういいと感じた時、子供はよく足や手を引きます。頭の場合、振ったり、手を払ったりすることが多いです。彼らの生命力が彼らにとって一番良いことをしていることを尊敬しましょう。

障害児相手にセッションをする場合、親が自分で出来るように、出来る限り片親、または両親に技法のやり方を説明すると良いです。

覚えておくと良い点

·        変容やパターンの変化をもたらしているのはその人自身の生命力です。あなたの技術やエネルギーではありません。

·        相手を癒したり、直したり、診断したり、その変化を方向付けるようなことは一切しないでください。それは相手の生命力と、生得の知性がすることです。私達は技法自体に何か力があるとは主張しません。

·        足のワークはエネルギーパターンを活動させます。

·        手のワークは変化を対処することを手助けします。

·        頭のワークは人生の変化に関して、何が起こっているかを理解し、受け入れることを援助します。

 

  千葉 治紫夏 訳

 
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